第2回、トレンド系分析とオシレーター系分析

第2回『小次郎講師の使えるテクニカル分析講座、実践編』

□皆さんおはよう!世界情勢が緊迫している。今こそ投資の杖としてテクニカル分析の重要性が増している。一緒に勉強していきましょう。

さて、「コジテク」第二回目は本格的にテクニカル分析の話に入る

■「おはようございます!これで僕もいよいよテクニシャンの仲間入りですね。」

□ムサシ君、百年早いぞ。精進精進。
テクニカル分析には大きく分けると、トレンド系のテクニカル分析とオシレーター系のテクニカル分析がある。これを使い分けることが大事じゃ。

■「知っています。大雑把に言えば、一般のチャート(ろうそく足)と同じ場所に描かれているのはトレンド系のテクニカル分析が多いですよね。一般のチャートの下に別枠が用意され、例えば0から100の目盛りがあって、その中で波のように折線が動くのがオシレーター系のテクニカル分析ですよね。」」

□必ずしもそうとは限らないが、そういうケースが多いことは確か。

トレンド系のテクニカル分析は文字通り、現在トレンドがあるかどうか、そのトレンドが上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを分析するものじゃ。それに対し、オシレーター系のテクニカル分析は、現在仮に上昇トレンドだとして、既に加熱して買われすぎているんじゃないかということを分析し、逆に売りトレンドのときに、既に売られすぎているんじゃないかということを分析する。

投資家の中にはトレンドフォロー派の投資家、カウンタートレード派の投資家というのがいたりする。もちろん両方を兼ね備えている人も多いがね。

トレンドフォロー派・カウンタートレード派

【トレンドフォロー派(=順張り投資家)】
・トレンドに沿って、上昇トレンドであれば買い、下降トレンドであれば売るという手法をとる投資家のこと。
【カウンタートレード派(=逆張り投資家)】
・上昇トレンドが過熱しすぎていると判断すれば、天井が近いと予想して売り、下降トレンドが行きすぎていると判断すれば、底が近いと予想して買うという手法をとる投資家のこと。


■「なるほど、順張り投資家・逆張り投資家というのはそういう人を言うんですね。僕はその他に欲張り投資家というのも知ってますよ。」

□それはきみのこと。まぁこの講座でせいぜい勉強して、せめて頑張り投資家くらいにはなってほしいぞ。

さて本題、

トレンドフォロー派に向いているのがトレンド系のテクニカル分析、カウンタートレード派に向いているのがオシレーター系のテクニカル分析じゃ。


テクニカル分析の分類

【トレンド系】
・移動平均、一目均衡表、パラボリック等
【オシレーター系】
・モメンタム、相対力指数(RSI)、MACD、ストキャスティクス、RCI等
【その他】
・ボリンジャーバンド等

※注、例えばMACDなどトレンド系テクニカルとしてもオシレーター系テクニカルとしても使われる。上記はあくまで一般的分類。

■「トレンド系とオモシレーター系のテクニカル分析があることはわかりましたがどう使いわければいいんですか?」

□オモシレーター系ではなく、オシレーター系ね。わざと間違えないように、全然面白くないから。(汗;)

で、使い分け方だが、チャートを分析するときには次の順でチェックするといい。

1, まずトレンドがあるかないかを探る。
2, もしあるなら上昇トレンドか、下降トレンドかを見る。
3, 上昇トレンド(或いは下降トレンド)があるとして、そのトレンドの序盤か中盤か終盤かを判別する。

トレンドが明確であれば、そのトレンドに付いていくというのが投資の基本だ。
つまり上昇トレンドなら買う、下降トレンドなら売るということだ。アメリカの格言にこういう言葉がある。「トレンド イズ フレンド!」

■「だじゃれですね。」

□だじゃれじゃない。トレンドは最大の友人、トレンドと仲良くしていると儲かるということだ。それをトレンドフォローと言う。

この時、ポイントなのは、トレンドがあると言っても小さな(つまり短期間の)トレンドなんじゃないか?既にトレンドの終盤になっていないか?ということを注意深く探る必要がある。

で、1でトレンドがないと分析されたとき、もみ合い状態という可能性がある。そのとき活躍するのがオシレーター系の指標じゃ。
もみ合い状態の時にはオシレーター系の指標を使って、買われすぎていれば売る。売られすぎていれば買うという手法が有効。つまり逆張り戦法じゃ。

■「トレンドがある時でも、天井を素早く察知し、天井を付ける前から売りを作るというカウンタートレード手法にオシレーター系の指標というのはよく使われますよね。」

□そのとおり。よく勉強している。ただそれは非常に難易度が高いということも頭においとこう。オシレーター系で買われすぎのサインが出て、天井だと思って売りを作ったら、それからさらに値段が上がっていって大きなマイナスが出るという失敗例がよくある。

トレンドがあるときはトレンドについていくのが一般投資家には一番わかりやすい。トレンドがまだ継続しているのに天井を前もって察知して売りを仕掛けるというのはかなりの冒険じゃ。

トレンド系の指標とオシレーター系の指標をどう使い分けるかを下図で整理してみた。
どこでトレンド系指標を使い、どこでオシレーター系指標を使うか、参考にするといい。



□トレンド系の指標とオシレーター系の指標を同時に分析すると同じチャートなのに全く別の結果が出てくることがある。たとえば上昇トレンドがどんどん勢いを増していくと、トレンド系のテクニカル分析では買いサインが出るが、オシレーター系のテクニカル分析は売りサインが出るという風に。

■「そういうとき、どうすればいいんですか?」

オシレーター系のサインを注意信号として受け止めるのじゃよ。上昇トレンドが続いているが、そろそろ天井が近いかもしれないから気をつけようと。

■「なるほど」

□そういった意味で、トレンド系のテクニカル分析とオシレーター系のテクニカル分析は最低ひとつずつ一緒に分析することが賢明なやり方だ。


■「ありがとうございます。大変勉強になりました。では本日の講義の締めに当たり、最後になぞかけをひとつやってもいいですか?」

□なぞかけ?

■「順張りとかけて・・・・・ツイッターと解く。」

□そのこころは?

■「友人をフォローする!」

□どや顔するな。なんか見事に締めましたみたいな顔するな。
 



【今日のまとめ】

・テクニカル分析にはトレンド系とオシレーター系がある。
・順張り投資家はトレンド系を使い、逆張り投資家はオシレーター系を使う。
・同じチャートでもトレンド系とオシレーター系では違うサインが出てくることがあるので要注意。
・それぞれの指標を併用することが有効。


□第2回講義終了じゃ。

■起立、礼!

□本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。
本日の単位数2 累計単位数4
テクニシャンまであと96単位!


「小次郎講師の先物流儀」
http://f-blog.jp/kojiro/

「小次郎講師流タートルズ投資塾」
http://www.commodity.co.jp/education/curriculum/kojiro/

小次郎講師

株式・FX・コモディティのトレードコーチ。 5年間に数百人のトレーダーに小次郎講師流に改良したタートルズトレードを伝授し、勝てる投資家を育てている。 個人投資家のカリスマコーチングプロとして人気を博し、現在は千人を超える門下生を抱えている。 日本テクニカルアナリスト協会認定 テクニカルアナリスト

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※スワップ調査日:2020年10月22日※スワップは1万通貨の金額です。※スワップは過去14日間の平均値を掲載しています。※スワップは1万通貨あたり(南アフリカランド円とメキシコペソ円のみ10万通貨)の金額を掲載しています。
※スプレッド調査日:2020年10月14日※表示しているのスプレッドは原則固定(例外あり)となっており、市場の急変時や市場の流動性が低下している状況等に拡大する場合がございます。※SBIFXでは注文数量に応じたスプレッドを適用しており、上記スプレッドは1,001~1,000,000通貨を取引する場合の基準スプレッドとなります。 ※FXプライムの米ドル円スプレッドは1取引当たり50万ドル以下の場合の値となります。